みつばについて

PROJECT

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水耕栽培とは

衛生管理されたビニールハウス
内で育てています

私たちエスアンドエムは、土を使わずに、栄養分を溶かした水に根を浸す「水耕栽培」でみつばを生産しています。土壌に関する害虫や細菌などの発生が少なく、常に品質の安定したみつばを出荷することができます。
また、衛生管理されたビニールハウス内で育てていることから、害虫被害のリスクが下がり農薬の回数を減らすことができるため、「安心・安全」で美味しいみつばをみなさまの食卓へお届けすることができます。

02

エスアンドエムの水耕栽培

冷却機能を備えた
県内唯一の設備環境

より美味しく、安定した出荷を保つために、県内で唯一の大型換気扇と白遮光カーテンを取り入れています。大型換気扇は、ハウス上層にある熱だまりを排出する機能をもち、チラー効果を発揮します。また、白遮光カーテンを使うことで、夏の光合成を妨げずに暑さ対策をすることができます。
エアービーム(循環機)を2反で30台設置することで、空気の循環を促し、熱の排出はもちろん、冬における加温では温度のムラをなくしてくれます。そうすることで、ハウス内を一定の温度で保ち、みつばに適した環境をつくり出すことができます。年間売り上げも、600坪の栽培面積、1坪95,000円を上回る出荷高を達成しています。

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みつばのひみつ

みつばは鉄分が豊富で、
栄養価が高い野菜

みつばはカリウムやβ-カロテン、鉄分が豊富で、栄養価の高さが特徴の野菜です。 カリウムは高血圧、カロテンは動脈硬化などの病気予防に効果があると言われており、豊富な鉄分は肝臓にも優しく、貧血予防にも効果的です。また、クリプトテーネンやミツバエンという香りの主成分は、食欲増進や消化促進だけではなく、神経を安定させる働きも。
健康や美容にも効果をもたらす有用植物であるみつばは、"和のハーブ"とも呼ばれています。和食店はもちろん、最近ではレストランにもハーブとしてご提案し、サラダなどに使用していただいています。

04

みつばの種類

弊社では「糸みつば」を栽培しており、年間を通して安定出荷しております。

  • 糸みつば

    「青みつば」とも呼ばれるもので、スーパーなどで年中店頭に並ぶのは本種を指します。水耕栽培されているものが多く、スポンジがついたまま出荷されることもあります。葉が小さく全身に日光が当たるので、根まで青い色をしています。味わい豊かで香り高いことが特徴で、お吸い物や丼もの、茶わん蒸しなどの彩りに適しています。

  • 根みつば

    名前の通り、根付きのみつばを指します。株元に土を寄せ、日光に当てないよう軟白栽培したもので、他の種類に比べて日持ちするほか、栄養価が高いことが特徴です。3~4月が旬で、茎は白く太めで歯ごたえがあります。おひたしや和え物、かき揚げ、卵とじなどに利用すると、シャキシャキとした食感が楽しめます。

  • 切りみつば

    種をまいて株を育て、ハウスなどで日光を当てないよう軟白栽培して、出荷時に根元をカットしたものです。葉は薄い緑色をしており、茎は細く白い色をしています。アクが少なくやわらかで、やさしい食感が楽しめます。12~2月が旬で、上品な香りをもつことから、お正月のお雑煮やお吸い物など、幅広く活躍します。